『内定力』

とある会社の人事の方と、面接をした。

この人、すごいと思った。

何がすごいって、たった数十分のweb面接で、私の8割くらい、知られてしまったんじゃないかという勢いで、見抜かれたからである。

 

今うちが内定出したとして、君は素直に嬉しいの?内定が出ても、これでいいのかなって、迷い続けるんじゃないかな。自分のやりたいことを主張しないと、企業にいいように使われるよ。それに、自分のやりたいことがあやふやなままだと、企業も、あなたも、不幸になるよね。

 

おっしゃる通りです。反省しました。中途半端な気持ちで就活に臨んだことを。

 

そしてその方が最後に、サルキチ、ミツシロユウト、ブログ、というキーワードを私にくれた。

 

ここから、私の焦りや危機感が180度変わった。

 

猿基地の光城悠人さんのことだと、すぐにたどり着いた。ブログを見つけて読んだ。

ようは、肩肘張らずに、ゲーム感覚で、就活だって楽しんじゃおうよ、というようなお話がたくさんあった。もちろん、かなり戦略的である。ちゃんと、真剣に、向き合って、考えたことを、丁寧に綴っている、そんなイメージ。

 

ぼうけんの書を書け

ぼうけんの書

ぼうけんの書

 

至るところに出てくるぼうけんの書って、なんぞや

 

ぼうけんの書とはどんなワークシートなんだろう、気になって気になって、光城悠人さんの、「内定力」という本を購入した。

 

ぼうけんの書、そういうことだったのか。

 

素直に、鵜呑みにして、ぼうけんの書を始めた。まだ序章の序章といったところで、ポケモンで言うならばまだ最初の町でランニングシューズをもらっていなくて、走り回ることもできず、気持ちが急ぐのとはウラハラに、ゆっくりなペースで歩くことしかできない状態。もどかしい。あせるな、あせるな。

 

同じ仲間でもあり敵でもあるような、同年代が、一体どんなぼうけんの書を書いているのか、気になる。猿基地に行ってみたい。京都かぁ。遠め。だいたい行ったところで、なにしに来たの、みたいな雰囲気になってしまいそう。急に弱気。とほほ。

 

ぼうけんの書の仲間がほしい。就活を、人生を、楽しめちゃうような人になりたい。いや、なる。そして、そんな愉快な人たちと仲間になりたい。

 

見えないだけで、仲間は存在してる。信じる。決してひとりでぼうけんしてるわけではない。

 

なんなら、みんな、町ですれ違う人だって、見ず知らずの人だって、人生という壮大なRPG、誰一人として同じ道をたどらないRPGの主人公だ。

 

ぼうけんって響き、わくわくする。

ゲームが大好きだった小さい頃の気持ちが蘇ってきた!

よーし、やるぞー!

ぼうけんの書、ズタボロになるまで使いこなしてやる!