トドメの接吻

どはまり。ドメキス。

 

あー、楽しかった。終わってしまって寂しい。

 

それくらいの語彙力しかない私をなんとか変えたい!その思いで、真剣に何がどう面白くてハマってしまったのか考えてみることにした。

 

以下、拙い考察をご容赦ください。

 

1.テーマ

愛なんて必要ない。そんなものあるから不幸になる。金がすべて。そんな主人公の旺太郎が、宰子と出会い、タイムリープを繰り返していくうちに、愛を知る、愛の素晴らしさに気づく。そんな、愛がテーマ。

旺太郎の幼さ、意地の張りかたは可愛らしくもあるが、どこか切ない。過去の出来事を踏まえると、無理もないと感じられ、観ている方はもどかしい。

 

2.登場人物

キャラが確立されている。この人なら次にこうするだろうな、というのがある程度読めるくらい確立されている。

そしてその上で、話を経るごとに、登場人物の性格やら内面やらが、変化していく。その変化をみているのが面白い。

主人公はさることながら、宰子ちゃんも、長谷部も、ミコトさんも、尊氏も、変化していく。手に取るように登場人物の気持ちがこちらにわかるようになっている。演技も脚本も素晴らしいと感じた。素人目線だが。

 

3.設定

宰子ちゃんとのキスで1週間前にタイムリープできる。設定が揺るがない。だからわかりやすい。

 

4.予想外

前半にたたみかけるな(四千頭身風)、と言いたくなるくらい1話で話がどーんと進む印象。次々話が進んでわくわくする。そして、予想の右斜め上をくる。最終話なんて、ちっとも読めなかった。わかりそうでわからない、いい意味で期待を裏切られたのが気持ちよかったのかもしれない。

 

[まとめ]

愛という大きなテーマの中で、タイムリープというしっかりした設定があり、それを通して主人公をはじめとする登場人物の内面が変化していく様子が細かく描かれ、予想をいい意味で裏切る方向へ話が進むことで常にわくわくハラハラする、面白いドラマであった。

 

少しは自分の言葉になった!うれしい。

ちょっと堅いまとめなような、そんな気もするけどねん。まあまあの出来でしょう!

 

こめでした。

宰子ちゃんの変化が可愛すぎた。